id | 名称 | 実施機関 | 生活費 (年額) |
研究費・開発費 (年額) |
期間 | 対象者 | 対象分野 | 採用予定数/年 | 継続性 | 申請締め切り時期 | 所得の扱い | 副収入の制限 | 備考 |
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1 | 日本学術振興会 特別研究員 DC1 | 日本学術振興会 | 240万円 | 150万円以内の科研費 | 3年 | 採用時、博士課程1年目など | 全分野 | 700人 | 毎年 | 5月頃(所属機関ごとに異なる) | 給与所得 | 常勤職及びそれに準ずる職(月80時間目安)での給与、研究奨励費が出る他のプログラム、日本学生支援機構の貸与型奨学金や留学生の奨学金との併用は不可 | 奨励金の3割を研究遂行経費として非課税にする制度あり。 令和6年度から、最終年度の優秀者に月額3万円の特別手当を付与する場合あり |
2 | 日本学術振興会 特別研究員 DC2 | 日本学術振興会 | 240万円 | 150万円以内の科研費 | 2年 | 採用時、博士課程2年目以上など | 全分野 | 1100人 | 毎年 | 5月頃(所属機関ごとに異なる) | 給与所得 | 常勤職及びそれに準ずる職(月80時間目安)での給与、研究奨励費が出る他のプログラム、日本学生支援機構の貸与型奨学金や留学生の奨学金との併用は不可 | 奨励金の3割を研究遂行経費として非課税にする制度あり。 令和6年度から、最終年度の優秀者に月額3万円の特別手当を付与する場合あり |
3 | 科学技術イノベーション創出に向けた大学フェローシップ創設事業 | 文部科学省 | 180万円以上 (大学ごとに異なる) |
30万円~50万円など (大学ごとに異なる) |
3年 | 採用時、博士課程1年目など(採択された大学に所属・令和5年度時点で46大学) | 全分野(情報AI・量子・マテリアルの3分野は専用枠あり) | 1000人 | 令和7年度進学者まで計画 | 冬~春(大学ごとに異なる) | 雑所得 | 学振特別研究員、研究奨励費が出る他のプログラム、社会人学生、留学生支援不可 | 大学ごとにプログラムを創設して実施 |
4 | 国際卓越研究大学(大学ファンド) | 文部科学省 | 216万円 (東北大学AGS RISEの場合) |
34万円 (東北大学の場合) |
3年 | 採択された大学に所属する博士課程学生 (令和6年度助成開始は東北大学のみ) |
全分野 | 871人(東北大学の場合) | 毎年 | 冬~春 | 雑所得 | 学振特別研究員、研究奨励費が出る他のプログラム、一部の奨学金、社会人学生、留学生支援不可(各大学が定める条件による) | 大学全体に対する支援であるため大学ごとに実施内容は大きく異なる |
5 | 次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING) | 科学技術振興機構 | 180~240万円 (大学ごとに異なる) |
30万円~50万円など (大学ごとに異なる) |
最大3年 | 博士課程学生(採択された大学に所属・令和3年度時点で60大学) | 全分野 | 3600人(3学年合計で10,800人) | 毎年(規模は毎年度見直し) | 冬~春(大学ごとに異なる) | 雑所得 | 学振特別研究員、研究奨励費が出る他のプログラム、生活費に係る十分な水準(240万円/年以上)の奨学金(貸与型を除く)、社会人学生、留学生支援不可 | 大学ごとにプログラムを創設して実施 |
6 | 次世代AI人材育成プログラム(博士後期課程学生支援)(BOOST) | 科学技術振興機構 | ~390万円 (研究費との合計最大額) |
~390万円 (生活費との合計最大額) |
最大3年 | 博士課程学生(採択された大学に所属・令和6年度時点で29大学) | AI分野及びAI分野における新興・融合領域(次世代AI分野) | 200人(3学年合計で600人) | 令和8年度進学者まで計画 | 冬~春(大学ごとに異なる) | 雑所得 | 学振特別研究員、研究奨励費が出る他のプログラム、生活費に係る十分な水準(240万円/年以上)の奨学金(貸与型を除く)、社会人学生、留学生支援不可 | SPRINGと連携して実施 |
7 | 創発的研究支援事業のRA | 科学技術振興機構 | 180~240万円が目安 (大学ごとに異なる) |
なし | (研究課題ごとに異なる) | 博士課程学生 | 破壊的イノベーションにつながる科学技術(人文・社会系含む) | 800人(分の予算を確保) | 毎年 | (研究課題ごとに異なる) | 給与所得 | (研究課題ごとに異なる) | 研究支援事業。採択課題では博士課程学生を積極的にRA等として雇用する |
8 | 卓越大学院プログラム(WISE Program) | 文部科学省 | 180~240万円 (大学ごとに異なる) |
(大学ごとに異なる) | 5年(分野によって4年の場合あり) | 採用時、修士課程1年目など(採択された大学に所属・令和3年度時点で17大学) | 全分野 | (大学ごとに異なる) | 採択から7年間 | 冬~春(大学ごとに異なる) | 雑所得 | 学振特別研究員などの国費支援、日本学生支援機構、大学独自の奨学金、留学生支援不可。アルバイト等不可(ただしTA・RAや教育研究の一環で得る対価は可) | 修士・博士一貫の学位プログラムを補助する制度。教育研究支援経費として生活費相当額の補助が可能 |
9 | 戦略的創造研究推進事業(ACT-X) | 科学技術振興機構 | 200万円程度 (生活費相当額の補助は学生のみ) |
数百万円程度 | 2年6ヶ月 | 大学院修士課程・博士課程学生を含む若手研究者(生活費相当額の補助は学生のみ) | 強靱化ハードウェア・環境とバイオテクノロジー・AI活用学問革新創成・生命と化学・数理情報 | 150件程度(1つの研究領域で30件程度) | 毎年 | 5月頃 | 給与所得 | 特になし | 戦略目標に沿った提案を募集。学生は自分自身のRA経費を追加支援として受け取れる |
10 | 産総研修士卒育成モデル | 産業技術総合研究所 | 320万円程度 | なし | 任期なし | 修士課程修了(見込み) | 産総研の研究領域 | 約28人(2025年度予定) | 毎年 | 3月 | 給与所得 | 産総研の職員の兼業規定のとおり | 採用する修士卒研究職全員について博士号取得を業務と位置付け、取得にかかる費用を産総研が負担 |
11 | 大学院生リサーチ・アソシエイト | 理化学研究所 | 240万円 | なし | 1年 (標準修業年限まで再契約可) |
博士課程学生(在籍先が連携大学院・理研と共同研究中・研究協力協定ありのいずれかであること) | 数理科学・物理学・化学・生物化学・医科学・工学 | 60人程度 | 毎年 | 10月頃 | 給与所得 | 特になし | 理研に週5日勤務し、研究指導を受ける形式。応募にあたり大学院の指導教員の同意が必要 |
12 | 産総研リサーチアシスタント | 産業技術総合研究所 | 240万円 (博士後期課程学生が月14日勤務した場合) |
なし | 公募ごとに異なる | 大学院学生 | 産総研の研究領域 | 公募ごとに異なる | 毎年 | 冬~春(公募ごとに異なる) | 給与所得 | 他機関で雇用されていると不可になる条件あり | 雇用されると産総研の研究プロジェクトに参加。応募にあたり大学院の指導教員の同意が必要 |
13 | NIMSジュニア研究員制度 | 物質・材料研究機構 | 204万円以上 | なし | 1年(標準修業年限まで再契約可) | 大学院学生(NIMS連携大学院に在籍) | 研究テーマとNIMSの研究業務に整合性があること | 不明 | 毎年 | 入学月の8ヶ月~半年前(4月入学者は8月~10月頃) | 給与所得 | 特になし | NIMSの研究業務への貢献に対して賃金を支給 |
14 | 未踏IT人材発掘・育成事業 | 情報処理推進機構 | 貰った委託費から自由に支出 | 最大288万円 | 9ヶ月 | 実施年度4月1日時点で25歳未満 | ソフトウェア関連分野 | 20件程度 | 毎年 | 3月頃 | 事業所得 or 雑所得 | 特になし | 研究支援ではないが有名なので。採択されるとPMのメンタリング付きでソフトウェア開発に取り組む |
15 | 若⼿研究⼈材によるAIプラットフォーム等を⽤いたディープテック分野の研究開発(覚醒プロジェクト) | 産業技術総合研究所 | 事業費のうち作業費は生活費にも使用可 | 300万円程度(作業費・税金含む) | 9ヶ月 | 代表者は、高専の専攻生または大学院生、ポスドクなどの大学や研究機関、企業等に所属する35歳未満の⽇本国籍者 | AI技術やバイオインフォマティクス | 不明 | 不明(2023年開始) | 10月頃 | 給与所得 | 他機関とのテーマ重複は不可。角川アスキーと雇用契約を結ぶため、特別研究員などは要注意。 | 「未踏の研究版」のような形式。AI活用を前面に押し出している |
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